ビル・ラバウンティ(Bill LaBounty)「This Night Won't Last Forever(1978年)」File0048

Bill LaBounty(ビル・ラバウンティ)/ This Night Won’t Last Forever

 考えてみると、コレまで個人的に大好きな70~80年代のAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)をご紹介したことがなかったので、今日はこの「ビル・ラバウンティ」をピックアップします。とは言うものの、AORの定義って曖昧なのでボク自身も良くわからないんですけどね。(デヴィッド・フォスターはAORなのか???)

 

 まずは、1978年の2ndアルバム「This Night Won’t Last Forever」からのタイトル曲であり、1990年のフジテレビの月9ドラマ「すてきな片想い」の挿入歌となった「This Night Won’t Last Forever(邦題:涙は今夜だけ)」をシェアします。中山美穂さん、柳葉敏郎さんのW主演のラブストーリーでしたね。フジテレビの月9ドラマは、コレに続き「東京ラブストーリー」と「101回目のプロポーズ」がヒットしました。

 

 

 ボクが個人的に好きなのは、4thアルバムの「Bill LaBounty(1982年)」ですが、日本ではコレがデビューアルバムとのことです。このアルバムはよく聴きました。スティーヴ・ルカサーやジェフ・ポーカロ、デヴィッド・サンボーン、パティ・オースティンなど、豪華ミュージシャンが参加しています。

 そのアルバムの中から、よくピックアップされる名曲「Livin' It up(1982年)」をシェアします。

 残念ながら!?、ビル・ラバウンティは、1990年以降カントリーミュージックにシフトしていったので、あまり聴かなくなってしまいました。(カントリーミュージックが嫌いという意味ではありません。)

 

 今はどうしてるのかなぁ~、といろいろ探してみましたが、正直わからないです。Youtubeでは2014年に日本でライブ(COTTON CLUB)をやっていたので、そのダイジェスト版をシェアしますね。

 

 ちなみに、2015年にベスト盤がリリースされていますので、ご興味ある方はぜひ聴いてみてください。ジャケは、なんと鈴木英人さんです。ボクと同世代の方なら、雑誌「FMステーション」の表紙や山下達郎さんの「FOR YOU」のジャケ、と言えばわかりますよね。やっぱりAOR系にはこういったアートジャケットがなぜかハマります。


0 コメント

フラッシュダンス(Frashdance)「オリジナル・サウンドトラック(1983年)」File0043

 前回の「サタデー・ナイト・フィーバー」に引き続き、サントラシリーズ第2弾は、1983年に公開された「フラッシュダンス」です。映画が大ヒットしたので、アラフィフ世代以上ならほとんどの方がご存知ではないかと思います。ボク自身、映画に関しては明るい方ではないので、映画にはあまり触れずに音楽関連の内容中心でご紹介していきます。

 

 10曲が収録されているこのサントラなのですが、その中で大ヒットした曲が2曲あります。まずは、アイリーン・キャラが歌った映画のタイトル曲でもある「Flashdance...What a Feeling」です。日本でもオリコンシングルチャートは21週連続1位、年間チャートも1位でした。1983年に始まったドラマ「スチュワーデス物語」の主題歌として、麻倉未稀さんがカバーされてましたのでご存じの方も多いと思います。

 

 MVは映画シーンのものをピックアップしましたので、懐かしんでご覧ください。

 

 そしてもう一つは、マイケル・センベロの「マニアック」です。元々スタジオミュージシャンとしてスティーヴィー・ワンダーやマイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロスなど、大物アーティストとのセッションも多く、映画のサウンドトラックも手掛けていたこともあったようです。先日ご紹介した「THE BOSSA NOVA HOTEL」も彼のプロジェクト・ユニットです。

 

 実はこのフラッシュダンスのヒットの前に「Fame(1980年)」というスターを夢見るNYの音楽専門学校の生徒たちの姿を描いた青春映画がありました。そのキャストとしてダンサー役だったアイリーンキャラの歌唱力が目に止まり、急遽歌手役に変更となったそうです。

 

 またこの映画の中のキャストには、ジャネット・ジャクソン、ニア・ピープルズや、ある記事によるとまだブレイクする前のマドンナ、トム・クルーズもいたようです。まさにストーリーそのものが現実のように将来のスターを生み出す舞台になっていたようです。日本で学園モノに出てからその後ブレイクするといった流れに似てますね。今回のMVはFameの主要キャストのクレジットのある動画があったのでシェアしますね。

 

 ちなみに1980年頃はまだ正式に「ブレイクダンス」という呼び方はなかったようですが、「Fame」の中ではそれに近いダンスも披露されており、コレに続く「フラッシュダンス」がキッカケで本格的に火をつけた感じだと思います。(What a FeelingのMVの2:04から5秒ほどと、マニアックのMVの1:08からの13秒ほどで見れます。)

 

 この1983年の「フラッシュダンス」以降、ダンスもの映画が増え、サントラブームにも火が着き、そこから多くのヒットが増えていきます。そのへんは順次またご紹介しますのでお楽しみに。


0 コメント

フィンガズ(Fingazz)「Never Too Much(2014年)」File0041

 2000~2019年の20年間はほぼパソコンに入っている70~90年代の音楽しか聴かず、しかも2003年から13年半ほどは中国で暮らしていたため、ネット環境や規制の問題で中国の音楽以外ほとんど触れられなかった自分にとって、この20年間の音楽事情はポッカリ抜けた浦島太郎状態。それをリカバリーする意味でも始めた「MUSIC TRUNK」の内容も、この20年間の音楽事情に詳しい方にとっては ”今さら感” があろうかと思いますが、現在リハビリ中ということでどうぞ容赦くださいませ。

 

 ということで、今日ご紹介する「フィンガズ(Fingazz)」も、ボクにとって以前ご紹介した「タキシード(Taxedo)File0038」同様、懐かしさを感じさせてくれる存在です。前回も少し登場した「トークボックス」のプレイヤー兼プロデューサーで、いろいろなアーティストともコラボしています。

 

 特にボクが気になったのは "Classics" と銘打ったシリーズのアルバムです。すでに3枚リリースしているのですが、70~80年代にガッツリ音楽を聴いてきた自分にとっては非常に心地よく、コレまた選曲がにくいですね。泣けてくるような曲が満載で、しかもそれを全部トークボックスでやってしまうのはスゴいと思います。ただ「Ooh Baby,Baby」はどうしてもZAPPヴァージョンと比較してしまうのと、「Rock with You」はBrandyのほうが上(マイケルの曲ですが、そもそもクインシー・ジョーンズがプロデュースなので仕方ありませんが)かなっ、などと個人的にはちょっと気になるものもありますけど。(笑)

 

 今日はその中の「Classics 3(2014年)」からピックアップしてみました。チャカ・カーン、シェレール、カメオなどなど、どれを選ぼうかと悩みましたが、今回は80年代に活躍したルーサー・ヴァンドロスの「Never Too Much(1981年)」という曲をシェアします。残念ながらルーサー・ヴァンドロスは2005年に54歳の若さで他界したとのことです。知らなかった~。ルーサーについては、また機会を見てご紹介したいと思います。

 

 フィンガズの「7DAYZ(2019年)」という7曲を収録したアルバムがあるのですが、彼のYoutubeチャンネルでそのアルバムに収録されているそれぞれの曲のメイキングビデオをアップしています。見てて面白かったので、楽曲の制作などにご興味ある方は是非チェックしてみてください。


0 コメント

ポール・モーリア(Paul Mauriat)「My Selection(1968~77年)」File0039

 前回の勢いでファンク系を予定していましたが、なぜか昨晩懐かしい音を聴いてしまったので急遽変更となりました。ガラッと毛色が変わり「ポール・モーリア」をご紹介します。俗に言う「イージーリスニング」というジャンルで、ムード・ミュージックとも呼ばれ、BGMなどにもよく使われたりもします。ポール・モーリアと言っても若い方々にはあまり馴染みがないかもしれませんが、もしかすると自分自身の音楽のルーツなんじゃないかと言うぐらいで、アラ環世代はほとんどの方が知ってるのではないかと思います。

 

 まずは彼の代表曲でもある、誰もが耳にしたことがありそうな「オリーブの首飾り(1975年)」と「恋はみずいろ(1968年)」をシェアします。オリーブの首飾りは、マジックショーのBGMにも使われていましたね。

 

 ボクが子供の頃は父親の趣味が音楽鑑賞だったこともあり、家の中には何らかの音楽が流れていました。その中でも「●●グランドオーケストラ(大管弦楽団)」と呼ばれるジャンル、特にこのポール・モーリアは60年代後半から70年代前半に日本でもヒットしたこともあり、よく流れていました。残念ながら彼は2006年に他界されたようです。

 

 この手の音楽は、クラッシックとは異なり、メロディアスな楽曲が多いポピュラーミュージックです。商業施設や医療機関などのBGMにもよく使われていたように思います。他の学校はどうだったのかはわかりませんが、中学校では掃除の時間のBGMで流れていた記憶があります。

 

 

 今回はボクのセレクトで、50年ほど前によく流れていた曲を多めにシェアしますので、懐かしんでくださいませ。

 

 いかがでしたでしょうか?

 

 今はサブスクやYoutubeなど、キーワードさえあればすぐに目的地にたどり着ける時代、ホントに便利になったなぁ~、とあらためて感じます。「MUSIC TRUNK」を始めたときは、まさか自分自身もポール・モーリアをピックアップするとは予想していませんでした。毎日いろんな音楽を聴いてると、フッとしたことで懐かしい音楽に再会したり、とても楽しいです。

 

 今後もまた「50歳以上あるある」ネタでピックアップしてみたいと思います。


0 コメント

ボビー・ブラウン(Bobby Brown)「My Prerogative(1988年)」File0030

 ボビー・ブラウンを語るにおいて何から話したらいいのか・・・。とにかく1980年代後半から90年代においての活躍、またその成長過程と取り巻きがスゴいので困ってしまいますね。(笑)

 

 ではまずはピックアップした「My Prerogative(1988年)」について。この曲は1988年にリリースされたセカンドアルバム「Don't Be Cruel」からのセカンドシングルとしてリリースされ、ビルボードHOT100で1位を獲得しました。タイトル曲のファーストシングル「Don't Be Cruel」は惜しくも8位でしたが、コレを機にボビー旋風が吹き荒れ、このアルバムからシングルカットされた5曲がゴールド、アルバム自体はプラチナレコード(1000万枚以上の売上)という快挙です。デビューアルバムはココまでパッとしなかったのに、この勢いでこのアルバムもゴールドに。

 

 というのもこのアルバムのクリエーター陣がスゴい。元GUYのテディー・ライリー、ジーン・グリフィン、LA&ベビーフェイスと、まぁこの時代を席巻したメンツなんですね。この「My Prerogative」はテディー・ライリー作ですので、やっぱりニュー・ジャック・スウィングのGUYサウンド満載っていう感じですね。GUYのMVもシェアしたので、当時のダンスやファッションも見ながら聴き比べてみてください。(ちなみにブリトニー・スピアーズも2004年にカバーしています。)

 そして、ボビーが独立する前の話になりますが、1978年に結成、1983年ボビーが加入しデビューした「NEW EDITION(ニュー・エディション)」というグループがまたスゴいんです。メンバーの6人中、「ラルフ・トレスヴァント」と「ジョニー・ギル」はソロデビュー。残りの3人は「ベル・ビヴ・デヴォー」というグループを結成しています。

 

 当時、彼らは14~15歳のアイドル的なグループのようでしたが、そこはやはりアーサー・ベーカーがアルバムをプロデュースしたということで、「Candy Girl」、「Cool It Now」、「Mr. Telephone Man」の3曲はR&Bチャート1位を獲得しています。MVは「Cool It Now」をシェアしました。ちなみに「Mr. Telephone Man」はレイ・パーカーJr.提供の作品で、まさにレイ・パーカーJr.の作風っていう感じですね。

 このようにビジネス的には大成功を収めているボビーですが、1992年にホイットニー・ヒューストンと結婚したあとは、私生活などの乱れが続き人気も急降下。しかもその後、ホイットニーが他界し、娘さんや息子さんまでも失う不幸に見舞わられたとのことです。人生ってわからないものです・・・。


0 コメント

フラー・イースト(Fleur East)「Uptown Funk(2014年)」File0029

 ブルーノ・マーズと言えば、洋楽ファンであればほとんどの方が知ってるアーティストだと思います。その彼とマーク・ロンソンの共作である「Uptown Funk」という曲がご本人たちよりも先にブレイクしちゃった事件があったそうです。その張本人が「Fleur East(フラー・イースト)」です。彼女は2014年末の「The X-Factor」というUKのオーディション番組でこの曲を歌い準優勝。それがキッカケでUK i-Tunesダウンロード・チャートで1位を記録したそうです。マーク・ロンソンがこの曲をリリースしたのが同年11月なので、この曲の大ヒットは彼女がきっかけになった要因の一つでもありそうですね。その時の映像がアップされてますのでシェアしますね。とにかくカッコいいの一言です。

 彼女の2015年にリリースされた「Love, Sax & Flashbacks」と言うアルバムがあるのですが、個人的にとても気に入りました。70~90年代のソウルやファンクのオイシイところ取りでグルーブ感満載の仕上がりです。しかも先ほどの「Uptown Funk」に加え、アリシア・キーズの「Girl On Fire」もカバーで収録。とにかくアルバムを聴いてると80~90年代に引き戻される感じがします。

 

 そのアルバムからのリードシングル「Sax」のLiveビデオがあるのでシェアしますね。2015年のクリスマスイベントの模様みたいですが、なぜか2週間ほど前にアップされてます。

 彼女のフルアルバムは2015年と2020年の2枚だけ。その5年間でかなりイメージが変わったので、個人的には2015年の路線でいてほしかったなぁ~、と思っています。いずれにせよ、2015年の「Love, Sax & Flashbacks」は80年代前後のファンク系がお好きな方にはオススメの1枚です。


0 コメント

ホイットニー・ヒューストン「One Wish(2003年)」File0022

 今週末はクリスマスということで、いろいろなところからクリスマスソングが聴こえて来る季節ですね。これまでに多くのアーティストがクリスマスアルバムなるものをリリースしており、オムニバス盤も多く存在します。洋楽で言うと、マライアキャリーの1994年リリースアルバム「Merry Christmas」は名盤としても有名で、リードシングルの「All I Want for Christmas Is You(邦題:恋人たちのクリスマス」は今でもよく流れ、多くのアーティストがカバーしていますね。(先日ご紹介した "二宮愛" さんもカバーしてます。)

 

 それらの多くのクリスマスアルバムの中でも、今日はホイットニー・ヒューストンの「One Wish(The Holiday Album)」をご紹介します。アルバム名には ”クリスマス” という文字は出てきませんが、まさにクリスマスアルバムで、スタンダード曲のカバーを中心に構成されています。プロデュースは ”TAKE 6”でご紹介したマーヴィンウォーレン です。アルバム全体がクリスマスらしく、ほっこりとした温かい仕上がりになっています。ちなみにホイットニーの娘さんのクリスティーナちゃんも参加しています。

※ MVは一曲ごとに分かれていますが、ホイットニーのYoutubeチャンネル再生リストで全曲聴くことができます。

 

 1985年にデビュー、圧倒的な歌唱力を持つホイットニーでしたが、2012年2月11日に他界。まもなく10年が過ぎようとしていますが、歌声は全く褪せずに多くの人の心に刻み込まれていますよね。

 

 これ以上、ホイットニーに関して語り始めると終わらなくなりますので、また次回にデビューの頃からの活躍をご紹介したいと思います。


0 コメント

プリンス「I Would Die 4U(1984年)」File0016

 彼の訃報を耳にしたのは、まだ中国にいる2016年4月21日のこと。あれからもう5年半以上の月日が流れました。そう、「プリンス」は80年代の音楽シーンを牽引したアーティストの一人と言えるでしょう。

 

 ボクが彼の楽曲と出会ったのは、1982年リリースのアルバム「1999」でした。とにかくコレまでに聴いたことない感覚の音楽で、アルバムのトップであるタイトル曲「1999」は衝撃的でした。デビュー当初はローリング・ストーンズの前座も務めており、かなりのブーイングを受けたそうですが、それでもミック・ジャガーは彼のことをスゴいやつだと認めていたそうです。

 

 1984年には自伝的映画「パープル・レイン」で主演を努め、同名のサウンドトラックアルバムも大ヒット。映画はもちろんのこと、1986年には初来日ということで、大阪城ホールでの公演も見に行きました。ゲストメンバーとして「シーラE」も参加。まさにショータイムと言わんばかりの ”見せる” ステージでした。LIVE動画はパープルレインからの「I Would Die 4 U」で、1984年のものですがシーラEも参加しています。

 その後の活躍は多くのアーティストへのプロデュースや楽曲提供など多岐にわたり、先日ご紹介したチャカ・カーンの1984年のヒット曲「フィール・フォー・ユー」は、プリンスの1979年リリースのセカンドアルバム「Prince(邦題:愛のペガサス)」に収録されています。初期のアルバムは曲作りも演奏もプロデュースも全てプリンス一人でやってしまい、彼は神童とも呼ばれていました。また、以前に佐藤博さんをご紹介した際にピックアップした「Linn Drum」は、プリンスの代名詞のようになり、楽曲には欠かせないものになりました。それを再現したおもしろい動画があったのでそちらもアップしておきますね。

 ということで、昨日からBGMはズッとプリンス三昧です。もし次に何か楽器を買うとしたら、このLinn Drumがほしいなぁ~^^/


0 コメント

THE BOSSA NOVA HOTEL「What You Won't Do For Love(2009年)」File0005

 夏場にはよくボサノバを聴くのですが、今日は陽気がいいので「THE BOSSA NOVA HOTEL」の2009年リリースの「MOON ISLAND」をご紹介します。

 

 マイケル・センベロ、ブルース・ガイチ、ジェイニー・クルーワーの3人からなるボサノバのカバーユニットで、80年代を中心としたAOR系の楽曲をボサノヴァアレンジでカバー。「ラ・イスラ・ボニータ(マドンナ)」や「レッツ・グルーヴ(EW&F)」などおなじみの曲がズラリ。

 

 「A Day In The Life Of A Fool」は、2012年から放映された「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」のOPに使われていました。その頃は海外暮らしでNHKしか見れない環境だったので唯一の娯楽番組としてよく見ていました。

 

 今日はアルバムの中からボビー・コールドウェルの「What You Won't Do For Love(風のシルエット)」をシェアします。いいアルバムなのでぜひ通して聴いてみてください。

 

第2弾はいつか出るのかなぁ~


0 コメント