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大橋純子「たそがれマイ・ラブ(1978年)」File0044

 ”大橋純子” さんと聞くと「歌謡曲を唄う歌のうまい歌手」のイメージが強い方が多いのではないかと思います。70年代は歌謡曲の黄金時代で、「テレビで歌われる曲=大衆曲=歌謡曲」といったような感じで、細かいジャンルなど関係なく、ひとくくりにされることが多かったように思います。それ故に、テレビ出演お断りのアーティストも多く存在しました。ただ、今のように動画サイトやSNSなどで個人が情報発信できる術がなかったですから、多くの人に聴いてもらうためにはテレビ、ラジオ、雑誌などのメディアで知ってもらい、レコードを買ってもらう必要があったので、かなりの葛藤もあったのではないかと想像できます。

 そういった時代に大橋純子さんは1978年に「たそがれマイ・ラブ」がヒットし、日本レコード大賞の金賞を獲得しました。まずはその曲のMVをシェアします。

 コレをキッカケに、「サファリ・ナイト(1978年)」や「シルエット・ロマンス(1981年)」、「愛は時を越えて(1992年)」などのヒット飛ばしていきます。

 

 実は1977~80年の間、「大橋純子&美乃家セントラルステーション」という別プロジェクトでも活動されていました。この美乃家セントラルステーションは、大橋純子さんのバックバンドとして結成されたそうですが、そのメンバーに佐藤健さん(純子さんのダンナさん)や土屋昌巳さん(一風堂)が在籍されており、大橋純子さんがソロでリリースする曲とはまた違ったソウルフルな楽曲が多いのが特徴です。そのデビューシングルの「シンプル・ラブ(1977年)」のMVがあったのでシェアします。

 この「シンプル・ラブ」は爽やかさのある楽曲ですが、実はファンク色ゴリゴリの楽曲もあります。1977年のファーストアルバム「RAINBOW」から「フィール・ソー・バッド」と、同年リリースの2nd「CRYSTAL CITY」から「FUNKY LITTLE QUEENIE」をシェアします。この2曲を聴くと、大橋純子さんのイメージがきっと変わりますよ。もう45年も前のサウンドです。

 

 そしてもう一つ「夏女ソニア(1983年)」もシェアします。もんたさんの楽曲にデュエットで参加し、化粧品のキャンペーンソングにもなっていました。作曲は芳野藤丸さん(SHOGUN)です。

 

 昨今はソウルフルな歌を唄う女性アーティストが多くいます。70年代は、そういったアーティストを見つけることも今ほど簡単ではなかったので、またいろいろとピックアップできればと思っております。